魔法の言葉
知らないより知っていたほうが得。
そう思う私はセミナーや講演会が好きだったりします。
特に心の在り方については昔から興味がありました。
感銘を受けたり納得した事は実践するように意識します。
子育てについて、ある講演を聞きました。
「あなたの子どもは、あなたが産んだけど、本当は宇宙からの預かりものです。縁があってあなたのところに来たその子は、あなたを成長させてくれるための存在です。だからちゃんと子どもに感謝を伝えてください。毎日毎日、”生まれてくれてありがとう”と言ってあげてください。今日、ここに来た人はちゃんと実践してくれることを信じています。」
ジ〜ンときました。
やってみようと決めました。
最初は小っ恥ずかしかったです。
取って付けたような事を言っている感覚でした。
でも心から思っている事に変わりはありませんので続けました。
子どもたちが寝る前に抱きしめて
「生まれてくれてありがとう。愛してるよ。」
と、ひとりずつに言います。
思いが込み上げる日には
「お母さんのところに来てくれてありがとう。」
と付け加えます。
そしておやすみを言います。
その日から約8年が経過していますが、いまだに続けています。
さすがに高校生の長男はハグさせてくれませんが、時には頭をなでながら。
中学生の娘と小6の次男は今もハグさせてくれます。
年頃になると親に「おやすみ」の挨拶もなくなっていくと聞いたりしますが、3人の子どもたちは、私がやりたがるその”儀式”を受けるために(笑)、寝る前の「おやすみ」を言いに私のもとへ来てくれます。
次男なんかは私が言ったあと、
「生んでくれてありがとう。お母さんのところに来れてよかった。」
と言ってくれます。
もう、悶えるほどの愛しさが沸き起こります(笑)
我が家では、私からの「愛してる」という言葉かけは日常になっています。
だから実は今朝も思いが溢れ出して、「行ってきます」と登校する長男の後ろ姿に「行ってらっしゃい!愛してるよ!」と言いました。
普通に受け入れて「んー。」と返事してドアを出る息子が本当に愛しくて。
この子たちに出逢わせてもらえた私は最高に幸せ者だと噛みしめています。
子育て中の方がおられたら、これはぜひオススメしますよ。
与えたつもりが、何倍もの愛情を子どもたちから返してもらっているのを実感します。