望んで今があるの

潜在意識について教えてくださったセラピストの先生から

「生まれかわってくる前に、どの両親のもとに生まれるか、どんな経験をしたいのか、すべて自分で決めて選んでくるんですよ。そしてたくさんのことを経験できることを楽しみにして生まれてきます。だから今悩みがあったとしても、それはあなたが選んできたもの。経験したかったからそうなってるんです。」

と教えてもらいました。

「もう充分に経験したな。もういいなと思ったらその悩みを終わらせればいいだけなんですよ。」と。

自覚がないけれど、潜在意識はすべて知っているんです。

だから自分がどうしても気になる人との関わりについて、ヒントをもらいたくなったら潜在意識で過去世を見にいったりします。見にいくつもりがなくてもいきなりイメージを見たり答えが降りてくることもあるんですけど(笑)

そして長年にわたり関係に悩んだ母とのこと。なぜ私は母を選んだのか理由を知ってみたくて潜在意識に聞きました。

見えた風景。

国はイギリスで私はまだ小学校高学年くらいの子どもでした。お金持ちの家の男の子で、大きな家にぽつんとひとり。親の愛情をもらえる機会が少ないようでした。母親はもういない感じです。そして厳しい家庭教師の女性がいます。それが今の私の母でした。その女性に対して嫌な感情は感じられません。慕っていたのでしょう。女性は厳しくも熱心に教育してくれました。でも淋しさも感じます。その女性には男の子どもさんがいて、遠く離れたところに住んでいます。いつも熱心な先生ですがその子どもさんが帰って来る時は嬉しそうに休暇を取ります。その人からの愛情が欲しくて「あの人の子どもに生まれたかった」と泣いている男の子の私。

そこでイメージは終わりました。

本当に私が求めて母の子どもになったんだと分かりました。

そして家庭教師の子どもさんは兄なんだと感じました。

「お母さん、よっぽどお兄ちゃんの事が好きなんだなぁ」と笑ってしまいました。

そして気が付いてきた。

母はちゃんと教えてあげなきゃと思う人。そして教えた通りにできてるかとても気になっちゃう。間違いを厳しく正すことが相手への愛情だった。

納得です。

そうしてもう一つ。

兄以上に私を愛して欲しかったんだと分かりました。過去でも母の一番にはなれなくて、今世でも兄が一番だった。

それが悲しかったんだと。

ずっと抱えていた感覚、“私は誰の一番にもなれない”という淋しさに繋がっていたのかも知れません。

スッキリしました。母のすることに悪気はないんです(笑)

私の望み通りに子どもにしてくれてありがとうって思いました。

それに、分かったからには感じていた淋しさはちゃんと自分で癒してあげられます。

ていうか、もうすでにマインドブロックバスターで手放した後だったんですけどね(笑)

潜在意識の事を学んでも、マインドブロックバスターを習得しても、マイナス感情は普通に沸き起こります。

でも自分にとって何が大切か、何が必要かが分かったので、いらない思考はすぐ消去しちゃいます。

これからも母と接することで感情が動くことがあると思いますが、私の根底にある「母への感謝と愛」をちゃんと見つけられたので、もう大丈夫です。

もし私と同じように、関係に悩んでいる人の事で癒されたいなと感じた方がおられたら、ヒプノセラピーを受けてみてはいかがですか？