*** soul-stirring *** 魂の感じるままに

心が揺さぶられるような喜びや感動で日々を過ごしていきたい。いつも前を向いて笑っていこう。こんな私でもALL O.K !!

笑ってよテスト

 

 

子どもたちについて、見えないところからのメッセージを受け取ったことがあります。

わが家の3人の子どもたちは前世でも、それぞれ私との愛情をしっかりと育んでいられた関係だったそうです。

でも3人一緒に兄弟になるのは初めてのようです。

なるほど。どうりで。

3人とも私には本当に心を開いてくれていると思うし、とても優しくしてくれます。

なのに、兄弟間となると言葉のバトルがいきなり始まったりします。

「ケンカはしないでー。自分の気持ちを主張するのに相手を傷つける言葉は必要ないでしょ。お母さん、聞いていて嬉しくない。」

と、ひとまず気持ちを伝えてみます。

まあ、これも魂の成長のためなので度を超えなければ見守ることも大切だとも思いますが。

 

そんな、前世から私と深い縁のあった子どもたち。

その中でも長男くんは、前世では血の繋がりがなかったにも関わらず、私を愛し、人間としての成長をずっと見守ってくれていた人なんだそうです。

言わば、私の恩師。

だから今世では、子どもを育てながら私が一緒に成長していく姿を見てもらうことで、安心してもらって恩返しをする時なんだそうです。

 

メッセージによると、彼がするちょっとしたことを受けて、私が悩んだり怒ったりすることなく笑い飛ばせるかどうか、試しているといいます。

 

合点がいきました。

長男くんは下の2人よりも自由人で、たまに驚くことをやらかしてくれます(笑)

 

育てる中でいろいろ起こった出来事を思い返してみた。

そういえば、いつも笑えるか怒るかギリギリのラインのことが多かったです(笑)

 

幼児期には手のひらいっぱいに集めたダンゴ虫を嬉しそうに車の中で、まき散らしてくれた…怒りを通り越して笑ったなぁ。

「ダンゴ虫さん生きてるから、これはいけないこと」と教えて終わった。

その後、拾うの大変だったけど…。

 

小学校1年の時に早く終わるはずの終業式から帰って来なくて、校長先生をはじめ総出で捜し回ってたら夕方になってご機嫌さんで帰ってきた。

遠い公園まで探検に行ったらしい。

捜してくれた先生に、私と一緒に謝らせて、いけないことだと注意し言い聞かせたけど、晩ご飯の時に楽しそうに今日の探検話を教えてくれるキラキラ顔にやっぱり笑えてきた。…親の心子知らずとはこの事かと(笑)

 

これまた小学校1年、下り坂を自転車でブレーキかけずに走ってその勢いのまま深い側溝に落ちたらしい。

ヘドロだらけで泣きながら帰ってきたからビックリ。

すぐシャワーしてたら嘔吐が始まり慌てて病院に。

脳震盪でそのまま入院。

退院した帰り道に彼が言った。

「お母さん。ぼく分かったことがあるよ。坂道はブレーキしないと危ないね。」

ブッッと思わず噴き出して笑ってしまった。

身をもって分かったのならもういいか。

命に別状がなかったから善しとしよう…そんな風に思ったのを思い出しました。

 

こういう出来事が長男くんだけは本当にたくさんあったんです。

そして高校生になった今でも、それなりにやらかしてくれるんです。

 

でも今のところ、彼のすることに私なんとかちゃんと笑えてます。

前世の恩返し、できてるのかな?

 

彼はさすが、私の励まし方が上手です。

 

数年ほど前に私が人間関係のことで落ち込んでいた時。

ため息をついてる私に、まだ中学生だった長男くんが言った。

「お母さんはその人のために生きてるんじゃないんだから。その人はただそうやって生きてる人なだけ。お互い自由に生きたらいいだけでしょ。」

 

また別の日、5月頃のこと。

私自身のできなさ加減に情けなくなってべソをかいていたら、

長男くんが問いかけてきた。

「お母さん、今年見に行った桜、綺麗だった?」

私、答えた。

「…?……うん、綺麗だった…」

彼はこう言った。

「桜が綺麗だったこと、ちゃんと思い出せるんだったら、お母さん、まだ大丈夫!」

…なんだか、グッときた。

“うん、私まだ余裕ある。大丈夫。”

そう思えました。

 

なお今も時々抜き打ちでおこなわれる長男くんの

「笑ってよテスト」

突拍子もない出来事が起こります(笑)

 

でもこれは、どんな悩みにもそのまま適応されますね。

何が起きても、その出来事を笑えたら乗り越えられた証拠です。

笑い飛ばせたら課題クリアです(笑)

長男くん、教えてくれてありがとう。