宇宙に還る
満月の夜、月が綺麗だったので写真を撮りました。
なんだか龍が光の珠をくわえているように見えて
素敵に撮れたなと思います。
つい先日、社内の方との突然のお別れがありました。
その日もお元気にされていたのですが、夜中に突然倒れられて、そのままのお別れとなりました。
本当に人と深く繋がっていかれる方で、愛に溢れる生き方をされていました。
ご自身の人生の中でどん底を味わい、そこからの苦しみをご自身と向き合いながら乗り越えてこられた方です。
その生き様を周囲に見せることでたくさんの人達がエネルギーをもらっていました。
口ぐせは
「生きていればいいんだよ。それだけで充分だ。」
そういう方でした。
そして呼吸を終える最期の時まで周りの方を気遣う行動を取られていたと聞き、泣きました。
突然の事で社内は騒然となりましたが、想い出話をすればする程に心が温かくなるのです。
SNSなどでも、今の充実した生活の様子と共に、まだまだこれからやりたい事がたくさんあると発信されておられました。
きっと、「あれ?オレ死んじゃた?楽しかったからまあいっかー。」って言ってるだろうね。
そんなふうに同僚とも話をしています。
今は宇宙に還ってゆっくりして、また近いうちに瑞々しい新たな身体でこの地球を楽しむために戻って来られると思います。
とてもフワフワ軽くて優しい波動を感じます。
これまでにも、夜眠りについて朝起きてこられないお別れの場面を、友人夫婦などで何度か目の当たりにしてきました。
おいていくのも、おいていかれるのも、
言葉に尽くせないたくさんの想いがあるのだと感じます。
生と死を意識する時
良いと悪い、ポジティブとネガティブの天秤の上に乗せて考えてしまいがちです。
まだまだその感覚が私の中に残っています。
でも今回の彼の死を通じて
新しい感覚を手にしたような気がします。
「宇宙に還る」
そこにポジティブもネガティブも関係なく。
ただ当たり前に起こること。
それならば
やっぱり 「今」を思う存分に
生き抜ける私でありたいです。