*** soul-stirring *** 魂の感じるままに

心が揺さぶられるような喜びや感動で日々を過ごしていきたい。いつも前を向いて笑っていこう。こんな私でもALL O.K !!

痛いの痛いの飛んでいけ

 

 

 

 

 

いま、過去の感情と向き合っています。

その当時にスルーしてしまった感情。

押さえ込んでしまったもの。

私の心のどこかから、顔を出してきました。

もう過ぎ去ったはずの感情が、ちゃんと向き合い解放してもらうことを望んでいます。

私の中で整理していたのですが、あまりにも堂々巡りを繰り返すので、このブログ(=公開日記)に書いてインターネットの波動に乗せて手放そうと思います。

文字にしたものを私自身が見ることで、私の中がクリアになるような気がするので。

 

 

 

ずっとずっと、大好きな人がいました。

はっきりと恋愛対象として好きなんだと気が付いたのは中2の時でした。

でも思い返すと、異性として意識したのは小5の時で、その人の存在を無意識に求めていたのは実は記憶が残っている3歳の時からでした。

とても近い存在で、どの女の子よりも特別扱いしてもらえました。

でも恋愛関係になってはいけない ”しがらみ” がそこにはありました。

 


その人への恋心をやっと手放せたのは、実はこのブログを初投稿した日の数週間ほど前でした。

今はスッキリとしていて、新たに感じている愛しい人への感情と向き合えていると思うのですが。

自分でもため息が出てしまうほど長い長い片想いでした。

本当に、本当に、苦しみました。

 


中2の時から大人になってもずっと、その人が別の女性と結婚する時に喜べる自分、その人の幸せを本気で願える自分をシュミレーションして生きていました。

そしてある日、その人の結婚報告と結婚式への招待を受けて、「おめでとう。お祝いのウェディングベアを手作りしてプレゼントするね。」

そう笑いながら告げて。

その日から毎日、泣きながらクマのぬいぐるみを縫っていました。

 


そんな時に出逢ったのが元夫でした。

まるで悲しみから救い上げてくれるように私を受け入れてくれて、求めてくれました。

安心できる居場所を与えてくれました。

言葉でも態度でもたくさんの愛情を伝えてくれました。

とても大切にして、愛してくれました。

子どもが3人産まれてもそれは変わりませんでした。

 


それなのに同じ熱量で応えられない自分の本心を感じていました。

時々、片想いしていた人を思い出しては切なくなって隠れて泣いていました。

 


ある時期から元夫に違和感を感じ始めました。

女の勘なのか、彼の心変わりにすぐ気付きました。相手の女性が誰なのかも直感で分かりました。私も交流のある女性でした。

自分の安全地帯が侵されそうな不安を感じつつ、気のせいだと自分に言い聞かせました。

段々と2人の距離が近くなるのを感じ取っていました。いつ初めて身体の関係を持ったか、その後もいつ隠れて会っていたのか、本当は全部気が付いていました。彼が帰宅時に纏っている空気感、声のトーン、目線の動きですべて分かってしまうのです。

こんな自分の感覚に苦しみました。

 


明らかな状況証拠や物的証拠が揃っていく中で、それでも彼を信じられない自分を責めました。

自分の居場所がなくなっていくのが怖かった。

そして自分自身の後ろめたい気持ちで潰れそうでした。

”しっぺ返し”    ”自業自得”

そう思いました。

彼の心変わりを知っても、嫉妬心を感じていない自分にゾクッとするのです。

居場所をなくす恐怖を感じても、彼を奪われることに苦しみを感じていない私の本音に愕然としたのです。

そして少しずつ現実を受け止める覚悟を固めていました。

 


ついに彼からようやく告げられました。

「本気で好きになった人がいる。別れて欲しい。」

そこからゆっくり穏やかに話し合いをしました。

ずっと前から、もっと私の愛情が欲しくて寂しかったと。今の彼女が満たしてくれたんだと。

彼への申し訳なさが込み上げました。

でも一番強く感じたのは「愛した人に愛してもらえて、これから一緒にいれるんだ。いいな。羨ましいな。」という思いでした。

どこまでいっても自己中心的な思考で、想い人が真ん中に居座る自分の頭の中が、ひどく醜く感じました。

話し合いの結果、経済的な事や子どもたちへの影響を考えて別居という選択をし、次の日には彼は家を出ました。

その日から離婚が成立するまでの約5年間、私はお相手の女性から彼の戸籍を奪っているという罪悪感に襲われ続けました。なのに経済的な事や子どものためという理由で離婚に踏み切れませんでした。

離婚が成立した時、本当に苦しみから解放された安堵を感じ、ようやく最低な自分と決別できると思いました。

 


最近ゆっくりと当時を思い返してみて、自分への嫌悪感と罪悪感から、感情を感じないようにずっと押さえ付けていたことに気が付きました。

自分勝手だなぁと、今振り返っても思います。

でも過去の自分があったから今の自分なんだなぁと許せたし、その時の私なりに精一杯生きていたので愛しいと思います。

ただ、その時々であまりにも必死すぎて、感情を感じ切っていなかったから、その作業をちゃんと自分自身にしてあげようと思います。

 


☆☆☆☆☆☆☆☆

 


守ってもらえる居場所を失うのが本当に恐ろしかったね。誰かに ”大丈夫” って抱きしめてもらいたかったよね。大声出して泣き叫びたかったのにできなかった。怖かったら泣いて叫んでいいんだよ。自分で自分の身体を抱きしめて守ってあげて。そうやって感情を吐き出していいんだよ。

子どもたち3人のこれからを私ひとりで責任を持つのがすごく心細かった。子どもたちに私の動揺を悟られないように必死だったよね。いつも歯を食いしばって笑顔を作ってた。強い母を懸命に演じ切ったと思う。頑張ったよ、ありがとう。

人として最低な自分を責め続けて苦しかったよね。女性として失格の烙印を押されたような気がして傷ついたよね。でも私はちゃんと存在していていいんだよ。自分を消し去ったりしなくていい。ありのまま受け止められるようになるから。

お互いに責める言葉は言わなかったけど、きっとあなたも私の心に誰かがいる事に気が付いていたんだよね。心から寄り添えなかったこと、ちゃんと素直に謝れなかった。長い間、寂しくさせて傷つけて本当にごめんなさい。言葉でちゃんと伝えられないままでごめんなさい。いっぱい愛してくれてありがとう。そして私では満たされなくなった自分を責めたよね。彼女に将来の話をしてあげられない環境に苦しんだよね。もうお互いに自由になろうね。幸せでいてね。

彼との人生を歩む邪魔をしてしまってごめんなさい。すぐ側にいるのに、彼と夫婦になれない苦しみはとても深いものだったはずです。どうか許してください。そして今は2人でどうか幸せでいてください。

 


☆☆☆☆☆☆☆☆

 


ふぅー。。。

やっと当時の自分と向き合えたように思います。

前から感情の解放をやってたつもりでいたけど、文字にしたら誤魔化せないから、今日しっかり見つめる事ができました。

誰かの目に留まる可能性があるブログにあえて書くことについて、頭の中の私にとってはかなりの抵抗がありますが、心の奥の私がそう望むので、それに従います。

 


この経験を通して、学ぶことが本当にたくさんありました。

だから感謝。

 


そして私の新しい恋愛観ができました。

☆ これからは自分が本気で好きになった人とだけ愛し合う。

☆ パートナーがいる人とは決して関係をもたない。

☆ 婚外恋愛をしている人たちを否定しないし、責めたりしない。

☆子どもの気持ちを大切に。

 


経験したから言えることです。

どの立場に立ったとしても辛いのです。

近いからこそ心がどこに向いているか敏感に察知するのです。

私も彼も彼女も傷つきました。

そしてそこには正しいとか間違ってるとかでは測れない想いが存在するのです。

一般論や正悪でジャッジするなんて違和感だらけです。

だからこそ、「私がどうしたいのか」

そこだけ大切にして素敵な恋愛を目指そうと思います。

子どもたちは私が新しく恋愛することを応援してくれるそうです。

もう誰も傷つけない、優しい愛をゆっくり穏やかに大切に育んでいこうと思っています。

信じて待っています。