手をつなぐということ
10年ほど前に「君に届け」という映画を見て、三浦春馬くんの制服姿でドッキュンきたので、原作コミックを買い揃えて読んでいました。
とても純真な高校生の青春ラブストーリーです。
そして最近、娘が私の持っているコミックを読んでいるのを見て、久しぶりに私も「君に届け」を読んでみようと思い、昨日読んだのですが…。
号泣してしまいました。
知ってるストーリーなのに改めていま触れてみると、受け取り方が全然変わっています。
主人公の爽子と恋人の風早くんが「手をつなぎたい」って言って、手をつなぐシーンで大泣きしました。
なぜなら、今の私にとって
「手をつなぐ」ということが
とても特別なことだから。
結婚も経験して、子どもも3人いて、結構それなりの年齢に差し掛かってるんだけど。
過去ずっと恋愛について、なかなかこじらせていて。
本気で好きな人とは恋愛関係にはなれず。
好きになってくれる人を、心から好きになることができなかったのです。
しかも驚くことに、現世だけでなく過去世でも同じことを何回も繰り返しています。
いま認識できている過去世だけでも、それは古代エジプト時代にまで遡ります。
転生を繰り返す中で何度も何度も
「私は愛する人から愛されてはいけない」
というブロックを魂に刻んで生きてきたようです。
そのため、本当に愛しい人と出逢う人生の中では、常に許されない関係としてセッティングされ、愛し愛されることから逃げ惑う人生を遂げていました。
そしてほとんどの人生では、関係を持つ男性を好きになり切れないまま虚しさを抱えて生きていたのです。
潜在意識のブロック解除をしていく中で、恋愛について何個も何個も重ねてブロックを掛けている自分を知り、1つ1つ外していきました。
過去世で愛していない相手を受け入れる事を繰り返したことで、魂にも身体にも傷をたくさん刻んでいました。
それを見つけるたびに1つ1つ癒していきます。
そしてこれからの人生を想う時に
「愛してる人に愛されて、手をつなぎたい」
と切実に求めている自分を感じています。
私はいまの人生の中で
愛し愛される人と
お互いの想いを確認し合いながら
手をつないだことがありません。
過去世の中でも
心底から満たされた気持ちで
愛している人の手を取ったことがありません。
私にとって、愛しい人と
「手をつなぐ」ということは
魂をかけた「夢」なのです。
どうしても叶えることができない
「憧れ」です。
なぜ、昨日あんなに泣いたのか。
愛する人と手をつなぐ自分を想像した時に
どうしようもない恐怖を感じたから。
強烈に刻まれた魂の傷はまだ残っているようです。
昨日、その傷に触れることができました。
こうやって1つずつ、自分を赦して過去から解放されていきます。
赦すこと
信じて待つこと
この2つが課題です。