*** soul-stirring *** 魂の感じるままに

心が揺さぶられるような喜びや感動で日々を過ごしていきたい。いつも前を向いて笑っていこう。こんな私でもALL O.K !!

見守りたいなぁ

 

 

 

ウチの長男は野球少年でした。

でも始めた年齢が周りと比べて遅かったり、持ち合わせたセンスの問題もあったりして(笑)、なかなか輝かしい活躍とまではいきませんでした。

それでも本人は楽しんで真剣に取り組んでいたと思います。

少年野球の頃から朝5時半に起きて走り込みをしていたり、身体作りでご飯もたくさん食べたり、放課後の練習も休まず参加して、とにかく野球中心の生活でした。

少年野球でのチームは県大会に時々進めるくらいの強さでした。

でもその当時、彼の時間は遊ぶ事よりも野球で埋め尽くされていたと思います。

サポートする側の私も土日は野球漬けで、顔にできたシミをみるたびに炎天下で子どもを見守った  ”母親としての勲章”  かなと思います。

 

だから昨年、夏の甲子園が中止になったと知った時、私は「そっかー。そっかー。」とひとり言を呟きながら、涙がポロポロ出ました。

ウチの子が関係しているわけでは、まったくなくて。

ただ、甲子園を目指して野球をしている高校生たちが、小さい頃からどれだけの時間を使ってどんな努力を積み重ねて取り組んでいるのか、どんな想いと向き合って今を過ごしているのか、想像できるから。

ご家族がどんな想いで全寮制の高校に我が子を送ったんだろう…とか。

現場を見て、聞いて、知ってるから。

その後、交流戦があることを知って、ほんの少しでも彼たちの慰めになればなぁと思いながら応援していました。

 

娘も昨年は中学生最後の部活で。

娘以外は全員初心者というバレーボールチームだったけど、チームメイトの驚異的な身体能力のおかげで県内ベスト8になる程のチームへと成長しました。

そうなるまで、本当に厳しい練習をこなして。

でも最後は引退試合を持てないまま幕を引きました。

 

小さな小さな私の周りの世界で起きた出来事でも、たくさんの想いを感じました。

 

だから、オリンピックを目指してきた選手の皆さんにとって、納得のいくこの夏になればいいなぁと思います。

 

みんなそれぞれの立ち位置があって。

うん、分かってる。

みんなも、それをちゃんと分かってる。

だから誰も攻撃し合わない世界であって欲しいなぁ。

ただただ、今まで取り組んできたことが、ご本人の実力とは関係ないところで悲しみで終わってしまう事のないように。

優しい世界が発動しますように、見守りたいです。

 

自身の限界や可能性と向き合う強さを持って

挑み続けた方々の今までとこれからに

心からの尊敬とエールを送ります。