無償の愛
このあいだ、ちょっと空いた時間に映画を観に行きました。
いいなぁって思った映画をひとりでレイトショーで。
すっごい贅沢な時間の使い方だなって思いました。
これからも続けようと思います。
次男君はテレビのロードショーで特集していたハリーポッターにただ今夢中です。
怖いのが観られない私にとって、ハリーポッターはギリギリセーフな感じです。
でもなるべくひとりでは観たくない。
世界観は好きなのですが、やっぱり映像もストーリーも私にとっては怖いです。
少し前、「無償の愛」について考える出来事がありました。
そこで私が思いを巡らせて ”これだ” と思ったのが、
スネイプ先生でした。
私がハリーポッターのシリーズを観て、唯一感動して号泣したのがスネイプ先生が亡くなるシーンでした。
スネイプ先生がハリーの母親に向けた愛。
ただただ、真っ直ぐで真っ白で。
あ、今思い出しても、涙出ます。
私にとって「無償の愛」ってこれだなと思います。
よく、子どもに対して向けられる親の愛情をそう呼ぶ事が多いと思いますが、私にはその感覚があまりピンときていなくて。
だって、子どもってめちゃくちゃ親に愛情を注いでくれるから、親はちっとも無償じゃありません。
むしろ貰いすぎなくらいで。
本当にバランス悪い程に貰いっぱなしです。
だから私にとっての「無償の愛」は
スネイプ先生です。
自分と血の繋がりもない、ただ愛している人が大切にしていた存在を、何に変えても守り抜いた深い覚悟に心が震えます。
「無償の愛」を与えられる私になった時、
世界ってどんな風に見えるんだろう。