*** soul-stirring *** 魂の感じるままに

心が揺さぶられるような喜びや感動で日々を過ごしていきたい。いつも前を向いて笑っていこう。こんな私でもALL O.K !!

普通の日常が奇跡の宝物

 

 

 

 

 

ある日の晩のこと。

久しぶりにリビングに家族が集結。

バイトで忙しい長男も。

受験勉強で部屋に籠りがちな娘も。

いつも通りリビングでゴロ寝している次男も。

 

正方形のホットカーペットの半分だけ電気を入れて暖かくして。

その狭いスペースにしっかりと大人の身体の大きさをした4人が収まって。

客観的に傍から見るとなかなか笑える光景で。

”もう半分カーペットを暖めればいいのに” とは誰も思い付かず。

ごく自然に身を寄せあってた。

娘が長男に数学の問題を質問して。

長男がそれに優しく答えていて。

次男はやっぱりいつも通りゴロ寝してスマホを触っていて。

私は洗濯物を畳んでいて。

 

娘と長男のやり取りする声を聞きながら

涙がポロポロ溢れ出した。

”あぁ〜私、本当に幸せだな。”

心から実感して、胸が優しく切なくて。

この光景が ”今までの私” が歩んだ道の答えのようにも思えて。

”私の生き方、いい感じだよ” とサインをもらえたような気がして。

 

いきなり泣き出す母に慣れている子どもたち。

とはいえ、泣き出すツボが理解できないので

「情緒不安定か?!」

ツッコミを入れる長男。

「いつも、いきなり過ぎてビックリするわ。」

つぶやく次男。

鼻で笑う娘…笑。相変わらずクールだ。

「幸せ過ぎて、嬉しくって。」

泣きながら返事すると

「幸せボケかよ 笑」と長男。

そうです。幸せボケです。

 

もう、愛しい。切ない。愛しい。

 

子どもたちの年齢を考えると

もうあと何回もない、こんな光景。

私にとっては奇跡の宝物。

 

きっと、一生忘れない。